2020年7月に上場された株式会社アイキューブドシステムズ。「ITをもっと身近に」をミッションに掲げ、モバイルとクラウドのテクノロジーを活用して、組織の生産性や働き方をよくするためのソリューションを提供しています。

同社のIR担当者は、経営企画と兼任しながら日々のIR業務を対応しています。機関投資家の新規開拓や取材アレンジに関する課題を解決された経緯、そしてIR担当者としての展望などお伺いしました。

これまでの業務上の課題を教えて下さい。

昨年(2020年)の上場直後に、IRに関連するメールなどの連絡が急増しました。1つ1つ内容を確認するだけでも大変だったのですが、中でも取材の日程調整に関してかなり慎重になっていました。取材日程を証券会社に預けているうちに他の申込みが入り、再調整が必要となることもありました。改めて候補日程をお渡しして、希望日を探していただくこととなり、アレンジに入っていただいている証券会社の担当者、機関投資家の両方に迷惑をかけてしまう事が何より申し訳なく、不安な気持ちを常に持ち合わせていました。スロットをたくさん出せればいいのですが、件数が多く、日程が限られているため、それぞれに別々の候補日を渡すこともできず悩んでいました。

「みんなの説明会※」と出会ったきっかけ、導入の決め手を教えて下さい。

私自身は当社が上場してから入社しましたが、入社時には既に「みんなの説明会」を無料の範囲内で利用していました。機関投資家や証券会社との取材の依頼が入り、その日程調整に使っていました。「取材カレンダー」の導入によって煩雑化していた日程調整の効率化が図れると感じたことと、機関投資家の情報が集まったデータベースについても、見やすく使いやすいサービスを探していたことから、両方のサービスを提供していらっしゃるみんせつさんが良いと判断し、導入を決めました。 

※みんなの説明会:無料で事業会社のIRが決算説明会の掲載、証券会社/機関投資家とのアレンジが、議事録が作成できるサービス

導入後の「取材カレンダー※」の活用方法について教えて下さい。

「取材カレンダー※」は、決算発表の前月の初めに作成しています。利用開始してからは、『今後はみんせつの「取材カレンダー」から申し込んでください』と証券会社や機関投資家に案内をしました。また、「みんなの説明会」にある「お知らせ送信機能」からも案内しています。その結果、利用開始した次の四半期から、80%以上の取材を「取材カレンダー」に集約することができました。一部は直接メールで対応していますが、自社から面談依頼をしたところに限っているため、実質的にほぼすべてが「取材カレンダー」でアレンジできています。

※取材カレンダー:事業会社の機関投資家との取材スケジュールを作成し、証券会社/機関投資家へURLを共有することで取材アレンジを簡単にできるみんなの説明会の機能

導入後の「投資家データベース※」の活用方法について教えて下さい。

「投資家データベース」は、接点を持ちたい機関投資家候補を探すことを中心に利用しています。同業他社の株式を保有している機関投資家を探しているのですが、検索がスムーズにできることが魅力的です。機関投資家のタイプや分類ごとに探せるのも便利です。また、他社の株主構成なども合わせて確認できるため、経営陣へ報告する資料にも役立てています。

※投資家データベース:投資家の保有情報やプロファイル情報を収集したデータベース。海外120ヶ国をカバーするFactset社とのアライアンスにより情報を提供

導入して課題解決されたことを教えてください。

「取材カレンダー」を利用することで、個別でのメールのやりとりがなくなりました。導入前は、日程調整に良くて4通、平均すると6通くらいのやり取りをしていましたが、今はメール1通で完了しています。日程調整は全て「取材カレンダー」で完結するので、ダブルブッキングの心配も一切なくなりました。

また、今まではデータがない中で新しい機関投資家を探す手がかりがなく、手探りの状態でした。「投資家データベース」を活用してからは、自社だけではなく他社の状況も確認できることで、今までにない観点で機関投資家を探すことができています。ゼロから調査する必要がなくなったので、膨大な時間を割くことがなくなりました。

今後IRで実現していきたいことはありますか?

当社は上場して1年が経過し、2年目に突入しています。上場直後と比較して面談の件数が落ち着いてきているため、機関投資家の新規開拓が今年の最も大きな課題です。業績の見通しを明確に示すことはもちろんですが、IR担当者として当社の魅力を十分に伝えていけるよう自分自身を成長させていきたいと考えています。

最後にみんせつに期待していることを教えてください。

リアルタイムでIRの実務を行っている担当者の話を聞ける機会があると嬉しいですね。特に会社規模や上場時期が近いなど、当社と同じような境遇の担当者と情報交換をしていきたいです。IR業務は奥が深く、会社ごとにそれぞれの方法で模索しながら進めている状況であるため、様々な経験や知見を多くの担当者と共有することで、IR担当者としての質が向上するのではないかと思います。

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